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' 国土交通省が、北陸、九州の整備新幹線未着工区間の今年度内認可に向け、車輪間の幅を変えることで新幹線と在来線が相互乗り入れできるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)を一部区間で導入する検討に入った。敷設コストを割安にする。ただ、新幹線より車両が重く、線路の保守費用が膨らむなど、実用化に課題もある。
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' すでに九州・長崎ルートは検討が進んでいるが、北陸新幹線金沢−敦賀以西から大阪までのルートも検討対象に追加した。これらのルートの一部は、財源不足もあってフル規格の新幹線建設のめどが立っていない。国交省は「急カーブが少なく、130〜140キロの高速走行ができる」として、在来線の活用を打ち出しており、フル規格の新幹線で整備するより割安となると判断した。
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' さらに、新幹線と在来線の乗り継ぎの不便さが解消される。国交省は、フリーゲージを導入した場合の北陸新幹線の増収効果について、導入しなかった場合より年間22億円上回る102億円と試算する。国交省幹部は「東日本大震災の発生で、東海道新幹線の代替補完ルートとしての北陸新幹線の必要性が高まった」と強調する。
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' ただ、フリーゲージの車両は通常の新幹線より重く、営業車両の製造費(1両約3億円)より1割程度高い。JR西日本関係者は「線路がすり減るなど保守費用が膨らむ」との懸念を漏らす。このため独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が、車両価格や重量の削減の研究を進めている。
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' 未着工区間については現在、国交省の有識者委員会で採算性や投資効果の検証が行われており、フリーゲージ導入の有無も含め3月に結論をまとめる。
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